向陽中学校と下高井戸グラウンドにあった「お屋敷山古墳」と「蛇場美遺跡」?

　これはメモ的な話題です。

地形 §

　向陽中学校と下高井戸グラウンドの敷地は、元々は一体の低地であり、中央に地面が盛り上がった部分が存在しました。(現在はない)

　ここは、神田川と、天然ものという可能性(詳細は略)がある支流に挟まれた地域であり、この丘も天然ものという可能性もあり得ます。

古墳と遺跡 §

• この部分に、かつては「お屋敷山古墳」と呼ばれる古墳があったと言います (「杉並区、向陽中学校/下高井戸運動場にあった「お屋敷山古墳」という謎」に書いた通り)
• この部分に、「蛇場美遺跡」と呼ばれる遺跡が存在したことが、下高井戸グラウンド前の説明板で示されています

お屋敷山とは何か? §

　「杉並区、向陽中学校/下高井戸運動場にあった「お屋敷山古墳」という謎」に書いた通り、丘の上にお屋敷があったことがあるようです。

蛇場美とは何か? §

　下高井戸の古い字(ないし小字)の名前です。

　古地図等に名前を見ることができます。

結論も解説もナシ §

　気付いたことをメモっただけで、結論も解説もありません。

　そのうちに、調べようと思います。

　とはいえ、モチベーションは以前とは少し違っています。というのは、従来の「神田川周辺の低地」という解釈から、天然ものの2本の川に挟まれた地域かもしれない、という解釈に変ったことで、このあたりの地域が持つ印象が大幅に変ってきたからです。川に挟まれた高地であれば、そこは生活にも軍事にも有利な場所となります。

　ちなみに、下高井戸八幡神社の立地も、それと似たような位置づけになります。